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小規模水道・簡易水道

小さな集落の水道を
未来まで安心して使えるかたちへ

ー 対象となる方 ー

山間部や限界集落の区長さん・自治会長さん

簡易水道組合の役員・メンバーの方

市町村の簡易水道・小規模水道担当職員の方

「住んでいる人は少ないけれど、この集落の水道は何とか守りたい」
そんな地域のための、小規模水道専門サービスです。
CHECK NOW!

こんなことで
お困りではありませんか?

こうした悩みは、どの小規模水道でも共通して聞かれるものです。「大きな水道事業者」や「大手コンサル」の守備範囲からこぼれたところを、水未来研究所が専門としてお手伝いします。
FEATURE

水未来研究所の小規模水道サービス

「自然の力 × シンプルな構造 × 地域に合わせた設計」が基本コンセプト。

小規模・高齢化地域に特化した浄水システム

10~15戸前後の小規模水道でも導入しやすい、低コストな設計

機械設備を極力減らし、自然の浄化原理を活かした“壊れにくい”構造

電気・薬品の使用も抑え、低ランニングコストを達成

地元の水源を活かす「名水の水道化」

山の湧き水・沢水・地下水など、地域に昔からある水源を活かす設計

「昔から飲んできた水」を、現代の基準に合わせて安全に水道化

維持管理が続けやすい仕組みづくり

年数回の定期点検で済むように、日常のメンテナンスを簡素化

現場向けの写真入りマニュアルと、スマホで見られる動画マニュアルを提供

新しい担当者にも引き継ぎやすい仕組みを一緒に作ります

SERVICE

具体的なサービス内容

現状診断・簡易調査

水源・水質・水量・設備の状態をヒアリング+簡易調査
いまのままで起こりうるリスクを整理し、「このまま続けた場合の見通し」をお伝えします

小規模水道の計画・設計支援

水源選定・処理方式・貯水・配水の計画立案
集落の実情(戸数・地形・予算)に合わせたオーダーメイドの設計

補助金・制度活用のサポート

自治体・役場との打ち合わせ同席(オンライン含む)
必要書類・申請の整理をお手伝いし、現場の負担を軽減

施工・立ち上げ支援

地元工事業者と協力しながらの施工
試運転・調整・住民への説明会のサポート

運転・メンテナンス講習

組合員・担当者向けの操作・点検講習会
マニュアル・動画の提供により、担当者が替わっても続けられる体制を整備

導入後のフォロー

電話・メールでの相談受付
必要に応じた定期点検・改善提案(オプション)

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まずは「うちの集落でも 何とかなるのか?」から ご相談ください

「予算も人も少ないし、相談しても無理と言われるのでは…」そう思われる地域ほど、一度お話を聞かせていただきたいと考えています。
集落の水道を、これから10年、20年先まで守っていくために、いまできる現実的な一手を一緒に考えませんか?

FLOW

お取引の流れ

STEP

お問い合わせ

まずは お問い合わせフォーム もしくはお電話にてご連絡ください。地域名・水道の現状・お困りごとの概要をお聞かせいただきます。

STEP

水道建設意向のヒアリング

新たな水道施設の建設・更新のご意向、集落の人口推移、現在の水質・水量への不安などを詳しく伺い、目的と優先順位を整理します。

STEP

コンサルタント契約(水道調査)

調査内容・期間・費用をご説明の上、水源や既存施設の状況を把握するためのコンサルタント契約(水道調査業務)を締結します。

STEP

現地調査の実施

現地にお伺いし、水源・施設・配水状況・メンテナンス体制などを詳細に確認します。必要に応じて簡易水質チェックも行います。

STEP

施設イメージのすり合わせ

調査結果をもとに、「どの水源をどう生かすか」「どの程度の規模・機能が必要か」など、住民の方々とイメージを共有しながら方向性を固めます。

STEP

設計・積算

合意した方針に基づき、具体的な浄水方式・設備構成・配管計画を設計し、工事費・機器費などを含めた概算積算(見積もり)を行います。

STEP

最終設計案の提示・合意

設計図・仕様・概算費用をわかりやすくご説明し、ご質問にお答えしながら最終案を調整します。内容にご納得いただいた上で設計案を確定します。

STEP

自社で建設/他社で建設(施工監理)

ご要望や地域の事情に応じて、水未来研究所による施工、または地元業者など他社施工をご選択いただけます。他社施工の場合も、当社が施工監理として品質・水質をチェックします。

STEP

建設完了

施設の据付・配管・設備工事が完了後、外観・構造・配管接続などを確認し、図面通りに施工されているかを検査します。

STEP

コンサルタント契約(運転維持管理指導)

運転開始後のサポートとして、住民による運転・維持管理を支援するためのコンサルタント契約(運転維持管理指導)を締結します。

STEP

試運転調整(弊社により実施)

水未来研究所の技術者が試運転を行い、水質・水量・各機器の動作を確認します。必要に応じてバルブ調整や運転条件の微調整を行い、安定運転の状態まで仕上げます。

STEP

住民グループへの運転維持管理の指導

実際の設備を使いながら、住民グループの方々へ点検方法・清掃手順・トラブル時の対応などをレクチャーします。マニュアルやチェックシートもお渡しします。

STEP

住民グループによる運転開始・継続サポート

住民グループによる本格運転がスタートします。運用開始後も、電話・オンライン等でご相談をお受けし、必要に応じて現地訪問や追加指導を行います。

FAQ

よくある質問Q&A

はい、可能です。 Smart Spring Systemは、10人〜100人規模の小水道を想定して設計された装置で、 地元の水源(井戸・沢水など)を自然の浄化原理によって、地形を活かしながら導入できます。 実際、最小モデルでは5戸程度でも十分な給水能力を確保できます。

必要ありません。
そもそも水槽と砂利や砂、配管で組んだ浄水設備であり、薬品管理や複雑な電気制御がなく、シンプルなためすぐに覚えられます。
点検は「月1~2回の10分程度の排泥作業」と「年1〜2回の30分程度の砂面洗浄作業」だけで完了します。
高齢の管理者でも扱える、シンプルな構造です。

はい。 設置前に原水分析を行い、地域の水質に合わせて装置を設計するため、 「水道法・簡易専用水道の水質基準」に対応した処理が可能です。 必要に応じて、定期的な水質検査もサポートします。
条件によって、電気不要で浄水可能です。 地形を生かして自然流下式を採用できれば、ポンプが不要で停電の影響は受けません。 消毒設備も電池式のため、災害時も確実に稼働します。 平たんな場所に設置する場合も、原水注入のポンプに必要な電気だけ必要です。
あります。 電話やメールなどの遠隔での相談はもちろん、必要に応じて現地緊急対応(有償)も可能です。 また、定期点検契約(年1回)や、運転改善のアドバイスも行っています。
多くの場合、可能です。 取水設備・貯水槽・配水管など既存資産を活かし、 最低限の改修で導入できるケースが多数あります。 コスト削減につながる重要なポイントです。
水槽をコンクリート造とした場合、100年間は全面更新不要です。 ろ材(砂・砂利)は入れ替え不要で、定期メンテナンスで長期使用が可能です。 ランニングコストも非常に低く抑えられます。