小規模分散型水道浄水装置に関して
- 小規模な集落でも、本当に導入できますか?(2世帯〜40世帯程度)
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はい、可能です。 小規模水道システムは、5人〜100人規模の小水道を想定して設計された装置で、 地元の水源(井戸・沢水など)を自然の浄化原理によって、地形を活かしながら導入できます。
実際、最小モデルでは2世帯程度でも十分な給水能力を確保できます。
- 小規模な集落用の浄水装置は、専門的な知識がないと維持管理できないのでは?
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維持管理を住民でも問題なく実施できるように考えながら、時にご意見を伺いながら施設構成を考えますので、問題ありません。使い方、メンテナンス講習でも専門用語を使わずに、皆さんの理解度を確認しながら説明いたします。
- 水質は本当に安全ですか?保健所の基準を満たせますか?
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はい。設置前にその地域の水源の原水分析を行い、確認した水質に合わせて装置を設計するため、「水道法・簡易専用水道の水質基準」に対応した処理が可能です。必要に応じて、定期的な水質検査もサポートします。
- 粗ろ過x緩速ろ過方式は、電気を使わないと聞きましたが、停電時でも大丈夫ですか?
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はい。
地域特性、条件によって、電気不要で浄水可能です。
地形を生かして自然流下式を採用できれば、水輸送のためのポンプが不要で停電の影響は受けません。
消毒設備も電池式のものがあり、災害時も確実に稼働します。
平たんな場所に設置する場合も、最低限のポンプに必要な電気だけがあれば十分です。 - 導入後にトラブルが起きた場合、サポートはありますか?
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はい。電話やメールなどの遠隔での相談はもちろん、必要に応じて現地緊急対応(有償)も可能です。また、定期点検契約(年1回)や、運転改善のアドバイスも行っています。
- 既存の簡易水道設備を一部流用し、より低コスト・低負荷の浄水システムに変更できますか?
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多くの場合、可能です。
取水設備・貯水槽・配水管など既存資産を活かし、最低限の改修で導入できるケースが多数あります。
コスト削減につながる重要なポイントです。 - 装置はどのくらいの期間使えますか?
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水槽をコンクリート造とした場合、100年間は全面更新不要です。
ろ材(砂・砂利)は入れ替え不要で、定期メンテナンスで長期使用が可能です。
ランニングコストも非常に低く抑えられます。 - 池の水でも、本当に飲料水レベルまで浄水できますか?
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対象の池水を事前に水質分析し、濁度・色度・細菌・栄養塩バランスに応じて処理構成を最適化します。
適切な生物処理・ろ過・消毒を組み合わせれば、災害時の飲料水として使用できるレベルに浄化可能です。 - 平常時だけでなく、災害時も活用できますか?
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災害時も想定し、施設設計を行います。
たとえ、一部の設備が破損しても最後の最後まで水を供給する仕組みを考え実装します。
- MF膜ろ過装置はどのような頻度で部品交換やメンテナンスが必要ですか?
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おおむね3か月を目安に交換用の膜に取り換えます。取り外した膜は薬品洗浄を実施後、保管溶液を充填し保管します。
膜以外の駆動機器(ポンプ、電動弁)については、年に一度、電流値や動作音(振動)の確認をし異常がないか確認します。 - 大雨の後に沢水が激しく濁った場合(高濁度時)、装置が目詰まりしませんか?
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粗ろ過装置では高濁度の濁度除去が可能ですが、さらに粗ろ過装置前に普通沈殿池を設ける、または限界以上の高濁度が予想される場合は、一時的に取水を停止するなどの対応を行います。これにより緩速ろ過浄水池には濁度10度以下の水を供給し、目詰まりを防ぐ構造としています。
- 冬季の寒冷地において、装置や配管の凍結対策はどのようになっていますか?
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一定規模以上の場合、水槽をコンクリート造で築造します。それ以下の規模の場合、躯体はFRPやPP製などプラスティック性やステンレス製を想定しています。このような場合、保温を施し急激な水温の変化がないように考慮するほか、建屋内への設置の検討を行います。配管については可能な限り埋設するほか、露出配管は保温工を施します。
- オゾン酸化装置はどのような頻度で部品交換やメンテナンスが必要ですか?
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オゾン酸化装置、酸素濃縮器は年1回の定期点検・メンテをメーカー側で実施します 。
- 万が一、処理水の残留塩素濃度が基準値を下回った場合、そのまま配水されてしまいますか?
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いいえ。配水池の出口側に「水質監視装置」と「自動緊急遮断弁」を設置しています 。残留塩素が0.08mg/L以下などの異常を検知すると、10秒継続で弁が自動閉止します 。
- 2基あるMF膜ろ過システムは、どのように運用を切り替えているのですか?
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「逆洗(膜の自動洗浄)」が開始されるたびに、システムAとシステムBが交互に運転を切り替える自動制御(交互運転)を行っています 。
- 落雷などで一時的に瞬時停電(瞬停)が起きた場合、システムは自動で復帰しますか?
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はい。自動モードでの運転中に停電が発生した場合、停電復帰後は自動的に元の自動モードで造水・運転を再開する仕様となっています 。
- 塩素注入装置の薬液(次亜塩素酸ナトリウムなど)の補充は、住民でも簡単にできますか?
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はい、可能です。市販の塩素12%溶液を定期的に補充するだけの単純作業です 。制御盤側で「節約モード」を選択すれば、膜ろ過の稼働に連動して無駄な消費を抑えられます 。
- 砂や砂利以外の「特殊なろ材(アンスラサイトやヤシ殻活性炭)」は、何のために使用しているのですか?
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アンスラサイトは急速ろ過層の最上部で粗大な濁質を捕捉し、ヤシ殻活性炭は前段で注入された「余剰オゾン」を安全に分解・除去するために積層しています 。
- 住民が日常的に行うべき「最低限の点検作業」としては、何がありますか?
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制御盤の液晶タッチパネル(ダッシュボード)で、各水槽の水位、水質(濁度・pHなど)、および警報が発報していないかを確認するだけです 。
- 人口が少なく、高齢者が多い集落ですが、緩速ろ過の浄水場を導入できますか?
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はい、基本的に2週間から1か月に一度、見回りと塩素補充程度の作業でOKなので、人が少なくても、高齢者が多い集落でも、水道の下になる水さえあれば問題ありません。
- 昔から沢水を集落で共通の水道として使ってきました。10年ほど前から濁りが強くなってきているのですが、この方法で対応可能ですか?
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濁り対策は、この浄水法の得意分野なので、何も気にすることはないです。濁りを取ったうえで、湧き水のようなおいしい水を作ることができます。
- 集落の水道の水質だとエコキュートが使えないと言われました。あまり費用もないのですが、浄化装置を導入できますか?
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エコキュートが設置できない主な原因は、水道水中の濁度によるものです。濁度対策は得意な浄水方法となるので、全く問題ありません。ランニングコストがほとんどかからないので、10年間や20年間というスパンで見ていただけると安価な浄水方法となります。
- 集落には鹿や猪、サルなどが普通にいますが、この浄水設備を導入しても大丈夫ですか?
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直接、設備が壊されるなどがなければ、害獣の糞尿が川の水に交じり、大腸菌が心配なども問題なく処理して、湧き水のようにきらきらした水を作ることができます。

