小規模水道・簡易水道

小さな集落の水道を
未来まで安心して使えるかたちへ

ー 対象となる方 ー

山間部や限界集落の区長さん・自治会長さん 簡易水道組合の役員・メンバーの方

市町村の簡易水道・小規模水道担当職員の方

「住んでいる人は少ないけれど、この地域の水道は何とか守っていきたい」
そんな人々のための、小規模水道専門サービスです。

CHECK NOW!
こんなことで
お困りではありませんか?

  • 大雨のたびに水が濁り、お風呂の底が見えなくなる
  • 山からの水量が減り、この水道が今後も持つのか不安
  • 水道施設が老朽化しているが、お金もかかるし、どこからどう手をつければ良いか分からない
  • 点検や清掃などの作業が一人の担当者に集中していて心配(他のメンバーでもできるようにしておきたい)
  • 組合員が高齢化し、設備の維持管理がだんだんしんどくなっている
  • 給水戸数が減り、水道料金収入も減少。今後も修繕費を賄えるか不安

こうした悩みは、どの小規模水道でも共通して聞かれるものです。「大きな水道事業者」や「大手コンサル」の守備範囲からこぼれたところを、水未来研究所が専門としてお手伝いします。

小規模水道の評価・改善

いまお使いの小規模水道が、将来にわたって使えるかの評価・改善

お使いの小規模水道施設の状態について、現在の状態を確認し、将来にわたって、また災害時においても問題なく使用できるかを評価します。その評価に基づき、必要な改善を行います

小規模水道の新規設置

新たな小規模水道の設置に向けた、調査や計画、設計、施工監理

新たに小規模水道が必要になる地域に対し、水源の調査から地域の実情に合った施設計画、浄水施設設置まで実施し、その地域の最適な水道を提供いたします

既存水道の運用改善

今の水道施設の運営面の強化につながる改善支援の実施

小規模水道の運営維持管理の状況を確認した上で、将来的に予想される状況に応じた持続的な運用方法、より低コストで低負荷な運用形態への転換支援を行います

小規模水道の評価・改善 ~いまお使いの小規模水道が、将来にわたって使えるかの評価・改善

現在お使いの地域の水道について、各設備の状態を確認し今後も問題なく使えるかを評価し、必要に応じて改善提案を行います。調査・評価内容は地域状供養によっても異なりますが、主に以下のようなポイントに沿って実施します。

水源・取水設備

調査内容:水源や水源からの水の取水方法を確認します。水不足がある場合、近隣で有望な追加の水源がないか地下水を含めて調査します。
期待できる効果:①取水方法の変更により、以前よりも濁りの少ない水の取水が可能になる。②別の水源の活用ができ、雨の少ない時期でも水量に余裕がもてる

導水管・配水管

調査内容:①配管の種類や口径、②配管の途中に設置してある設備(弁類等)を確認。③図面などの資料調査
期待できる効果:水が届きにくい場所がある場合その原因の特定、漏水しやすいエリアの要因特定。適切な計画に基づく配管更新のため、全体として配管更新費の低減がはかれる

浄水設備、消毒設備

調査内容:濁り除去を含めた水質浄化状況や、消毒など設備の種類や状態を確認し、不十分な処理があれば改善提案を行います。処理方法を変更することでメンテナンス負荷軽減の提案を行う
期待できる効果:水質改善。よりランニングコストを抑えた施設への改善。メンテナンス負荷の少ない設備への改善

配水池/副配水池

調査内容:配水池容量、副配水池は必要ないか。状態の確認
期待できる効果:住民の生活スタイルにあった配水池容量への変更により、水利用が集中する時間帯でも水不足が起きないなど。老朽化による亀裂やクラックへの対応。安心な水質の確保

小規模水道の新規設置 ~新たな小規模水道の設置に向けた、調査や計画、設計、施工監理~

新たに小規模水道を設置する必要が生じた地域に対し、現地調査から計画策定、施設設計や積算、施工監理、運営維持管理指導までトータルで水道の設置支援を行います。

STEP
現地調査

現地調査は、計画づくりの前に実施する第一次現地調査と、作成した計画に沿って行う第二次現地調査があります。

  • 第一次調査:計画づくりのための調査となります。水道の方向性を決めるための調査となり、地域の状況も含めて幅広く情報を集めます
  • 第二次調査:住民の方とも合意した「給水計画」に基づき、水道施設設計のための調査を実施します。測量や、地盤調査などを実施します。
STEP
計画策定

第一次調査で収集したデータに基づき、最適な給水概要計画を策定します。

具体的には、給水人口を仮決めし、その方々への給水量を設定します。さらに消防用水をどうするのか、商業利用(レストランや美容室など)の水量なども含めて、全体の給水量を設定します

全体の給水量を賄う水源として、どの水源を利用するのか。1つで不足する場合は、複数の水源を活用する計画とします。

水源に合わせて、水の浄化方法の検討と消毒方法の検討を行います。

トータルの施設設置にかかるコスト、使い始めた後に定期的にかかるコストを考え、将来の人口動向予測に対して、将来的に成り立つ計画を策定します。

計画案の策定後は、住民の代表者ら、もしくは住民全体に対して、説明し、何度か修正しながら、最終的な合意取得後、設計のための第二次調査を実施します。

STEP
設計・積算

調査結果に基づき、実際の設計および積算作業を行います。

水を浄化する浄水場の設計や、各家庭に水を届けるための配水管の設計など多岐にわたります。またそれらの建設費を積算します。

設計内容と積算額が確定したところで、住民側に説明し納得いただけたら、施設設置のための業者調達に進みます。

STEP
業者調達・施工監理

設計・積算が固まり、住民の合意も得られたら、その設計内容で施工業者を決めます。

積算額を参考に、予定価格以内に収まり、かつ十分な施工能力がある業者を選定し、工事を行います。われわれは業者の工事を見守り、設計通り施工されているかを確認します。

STEP
運営維持管理支援

建設が無事に完了したら、住民らで水道料金を管理し、施設を運転できるようになるための必要な支援を行います。

住民らで水道料金を集め管理する組織づくりをしたり、また施設のメンテナンスを行う技術グループを結成し、グループに対して施設のメンテナンス方法を教える研修を行います。また必要に応じて住民技術グループが実施する定期点検に、アドバイザーとして我々が立ち会うこともあります。

既存水道の運用改善 ~今の水道施設の運営面の強化につながる改善支援の実施~

これまでお使いの水道施設に設備上の問題がなくても、組織面の問題、運用上の問題に関して、これまでの経験から様々な助言や支援を行います。

例えば、以下のような問題に対してアプローチを行います。

  • 図面がなく、特定の人の記憶に頼っているので、その人に何かあったときに困ることになりそう
  • 特定の人材に業務が集中しており、不満がたまっている
  • 一部の住民らの節水意識が低く、水を無駄になっている気がする
  • 施設のメンテナンスやトラブルの際に、人手が足りず、やれることが限られてしまっている

キーワード:GIS、住民組織、もやい、つながり、料金制、従量制

SERVICE
具体的なサービス内容

現状診断・簡易調査
水源・水質・水量・設備の状態をヒアリング+簡易調査
いまのままで起こりうるリスクを整理し、「このまま続けた場合の見通し」をお伝えします

施工・立ち上げ支援
弊社で施工を請け負う。あるいは地元工事業者と協力しながらの施工となります
試運転・調整・住民への説明会のサポートまで行います

小規模水道の計画・設計支援
水源選定・処理方式・貯水・配水の計画立案
集落の実情(戸数・地形・予算)に合わせたオーダーメイドの設計

運転・メンテナンス講習
組合員・担当者向けの操作・点検講習会
マニュアル・動画の提供により、担当者が替わっても続けられる体制を整備

補助金・制度活用のサポート
自治体・役場との打ち合わせ同席(オンライン含む)
必要書類・申請の整理をお手伝いし、現場の負担を軽減

導入後のフォロー
電話・メールでの相談受付
必要に応じた定期点検・改善提案(オプション)

FLOW
お取引の流れ


STEP 1
お問い合わせ

まずは お問い合わせフォーム もしくはお電話にてご連絡ください。地域名・水道の現状・お困りごとの概要をお聞かせいただきます。

STEP 2
水道建設意向のヒアリング

新たな水道施設の建設・更新のご意向、集落の人口推移、現在の水質・水量への不安などを詳しく伺い、目的と優先順位を整理します。

STEP 3
コンサルタント契約(水道調査)

調査内容・期間・費用をご説明の上、水源や既存施設の状況を把握するためのコンサルタント契約(水道調査業務)を締結します。

STEP 4
現地調査の実施

現地にお伺いし、水源・施設・配水状況・メンテナンス体制などを詳細に確認します。必要に応じて簡易水質チェックも行います

STEP 5
施設イメージのすり合わせ

調査結果をもとに、「どの水源をどう生かすか」「どの程度の規模・機能が必要か」など、住民の方々とイメージを共有しながら方向性を固めます。

STEP 6
設計・積算

合意した方針に基づき、具体的な浄水方式・設備構成・配管計画を設計し、工事費・機器費などを含めた概算積算(見積もり)を行います。

STEP 7
最終設計案の提示・合意

設計図・仕様・概算費用をわかりやすくご説明し、ご質問にお答えしながら最終案を調整します。内容にご納得いただいた上で設計案を確定します。

STEP 8
自社で建設/他社で建設(施工監理)

ご要望や地域の事情に応じて、水未来研究所による施工、または地元業者など他社施工をご選択いただけます。他社施工の場合も、当社が施工監理として品質・水質をチェックします。

STEP 9
建設完了

施設の据付・配管・設備工事が完了後、外観・構造・配管接続などを確認し、図面通りに施工されているかを検査します。

STEP 10
コンサルタント契約(運転維持管理指導)

運転開始後のサポートとして、住民による運転・維持管理を支援するためのコンサルタント契約(運転維持管理指導)を締結します。

STEP 11
試運転調整(弊社により実施)

水未来研究所の技術者が試運転を行い、水質・水量・各機器の動作を確認します。必要に応じてバルブ調整や運転条件の微調整を行い、安定運転の状態まで仕上げます。

STEP 12
住民グループへの運転維持管理の指導

実際の設備を使いながら、住民グループの方々へ点検方法・清掃手順・トラブル時の対応などをレクチャーします。マニュアルやチェックシートもお渡しします。

STEP 13
住民グループによる運転開始・継続サポート

住民グループによる本格運転がスタートします。運用開始後も、電話・オンライン等でご相談をお受けし、必要に応じて現地訪問や追加指導を行います。

FLOW
よくある質問

小規模な集落でも、本当に導入できますか?(10世帯〜20世帯程度)

はい、可能です。 小規模水道システムは、10人〜100人規模の小水道を想定して設計された装置で、 地元の水源(井戸・沢水など)を自然の浄化原理によって、地形を活かしながら導入できます。

実際、最小モデルでは5戸程度でも十分な給水能力を確保できます。

小規模な集落用の浄水装置は、専門的な知識がないと維持管理できないのでは?

維持管理を住民でも問題なく実施できるように考えながら、時にご意見を伺いながら構成を考えますので、問題ありません。使い方、メンテナンス講習でも専門用語を使わずに、皆さんの理解度を確認しながら説明いたします。

水質は本当に安全ですか?保健所の基準を満たせますか?

はい。
設置前にその地域の水源の原水分析を行い、確認した水質に合わせて装置を設計するため、
「水道法・簡易専用水道の水質基準」に対応した処理が可能です。
必要に応じて、定期的な水質検査もサポートします。

電気を使わないと聞きましたが、停電時でも大丈夫ですか?

地域特性、条件によって、電気不要で浄水可能です。
地形を生かして自然流下式を採用できれば、ポンプが不要で停電の影響は受けません。
消毒設備も電池式のため、災害時も確実に稼働します。
平たんな場所に設置する場合も、最低限のポンプに必要な電気だけ必要です。

導入後にトラブルが起きた場合、サポートはありますか?

電話やメールなどの遠隔での相談はもちろん、必要に応じて現地緊急対応(有償)も可能です。
また、定期点検契約(年1回)や、運転改善のアドバイスも行っています。

既存の簡易水道設備を一部流用し、より低コスト・低負荷の浄水システムに変更できますか?

多くの場合、可能です。
取水設備・貯水槽・配水管など既存資産を活かし、最低限の改修で導入できるケースが多数あります。
コスト削減につながる重要なポイントです。

装置はどのくらいの期間使えますか?

水槽をコンクリート造とした場合、100年間は全面更新不要です。
ろ材(砂・砂利)は入れ替え不要で、定期メンテナンスで長期使用が可能です。
ランニングコストも非常に低く抑えられます。

池の水でも、本当に飲料水レベルまで浄水できますか?

対象の池水を事前に水質分析し、濁度・色度・細菌・栄養塩バランスに応じて処理構成を最適化します。
適切な生物処理・ろ過・消毒を組み合わせれば、災害時の飲料水として使用できるレベルに浄化可能です。

平常時だけでなく、災害時も活用できますか?

災害時も想定し、施設設計を行います。

たとえ、一部の設備が破損しても最後の最後まで水を供給する仕組みを考え実装します。