
約15名を対象とした小規模な給水設備を設置しました。地元のせせらぎを簡易な装置として設置。地形を生かして設置したため、ランニングコストはほぼ0で清澄な水を作り続けています
お客様の声
●導入して結果的にどうでしたか?
- 震災後、山水の水みちが変わり、畑をしている人がこの山水を汲み、生活されていて、助かるという声を聞いた。
- 点検作業ができる人材をどう増やすかが、今課題です。
●今後、どのように活用していきたいか
- 緊急時だけでなく、普段の生活で使われるような、水汲み場として展開できればよい。
●あれば嬉しいサービス内容、今後に期待したいこと
- 設置から1年間、年3回の点検サービス
- その後、設置から3年間、年1回の定期点検サービス
●満足している部分
- 相談サポートが丁寧であるところ
- 電気や薬品を使わず、自然の力だけでろ過できているところ
- 山と海のいとなみで大量に水を使うなどの設置場所の土地や人々の暮らしの特徴を理解してくださっていること
設置概要
📍 設置場所:石川県珠洲市
📅 設置時期:2024年6月
💧 給水開始:2024年7月~
給水システムの概要
🏗 浄水方式:上向流粗ろ過装置 + 生物ろ過方式
👥 給水対象人口:15名
背景
2024年1月に石川県の能登半島を襲った大地震により、特に珠洲市では水道が壊滅的な被害を受けました。対象地域は特に対応が遅れた地域であり、他地域の水道復旧が進む中、復旧の見通しが立っていませんでした。
そのような状況下で、被災地支援を行っていた弊社代表は、地元の方から、「昔から枯れない水源があり、普段は非常にきれいだが、雨天時には濁りが混ざることがある」という情報に加え、その水源を利用した生活用水の小規模給水設備の設置依頼を受けました。そこで、水道復旧までの生活用水確保のため、当時の会社に給水設備の設置を打診し、了承を得て本設備を設置しました。
特徴
本設備では、山間部の沢水を水源 とし、無動力の浄水方法 を採用しています。
また、浄水後の水を 海岸部の住宅街へ自然流下で給水 することで、無電力・無薬品 での安定した給水を実現しました。
特に、飲用水としての処理は行わず、生活用水としての供給 に特化することで、低コストかつ持続可能な水道システム を構築しました。

能登豪雨時の給水状況
2024年9月下旬の能登豪雨により、本設備も一時的に被災しましたが、簡単なメンテナンスのみで翌日には給水を再開しました。
一方で、同地域では、大雨の影響で 1か月以上にわたって水道サービスが停止する事態となりました。この状況下で、本設備は 町民にとって貴重な生活用水の供給源となり、人々の暮らしを給水の面から支え続けました。
今後の展望
この事例は、電力や薬品を必要としない給水設備の有効性を示すものとなりました。
水未来研究所では、こうした 持続可能な小規模給水設備の導入を全国各地で進め、地域ごとの水道課題に柔軟に対応していきます。
本設備の詳細や、同様のシステム導入をご検討の方は、お気軽にご相談ください。

